MEDICAL診療内容

FLOW 初診の流れ

虫歯や歯周病の予防から矯正治療まで、幅広くお口のトータルサポートをいたします。
当院は院内感染予防を実施しています。(全器具消毒・滅菌処理)

  • Step 01

    予診表をご記入いただきます

    患者様の症状を明確に把握するため、できるだけ詳しくご記入下さい。

  • Step 02

    問診

    お部屋にご案内し、簡単な問診をいたします。
    いつ頃から痛み出したか、どのくらいの痛みなのか、など細かいことでも構いません、お気軽にお話下さい。

  • Step 03

    レントゲン撮影

    レントゲンシステムはX線フィルム撮影に比べてX線照射量が1/10以下と少となく、スピーディな画像の映し出しが可能で治療の診断や治療計画をよりスピーディに的確にすることができます。
    また、必要であればCT撮影も行っております。 歯科用CTとは3次元で病巣を確認するためのもので、いままでの一般的なレントゲンでは分からなかったことまで分かるようになりました。歯科用CTはまだまだ普及しておらず、全体の歯科医院1000件に1件ほどと言われております。
    CT撮影は他院様からの依頼の場合は3万円いただいておりますが、当院の患者様であれば全て無料で撮影を行っておりますので、わざわざ大学病院に行って撮影もすることはございませんので、ご安心ください。

  • Step 04

    カウンセリング

    検査の結果をもとに、治療計画について担当医が説明致します。 場合によって専門分野に応じたドクターに担当を変更させていただきます。 ドクターへのご要望は随時受けつけております。

  • Step 05

    メインテナンス、定期検診

    治療終了後も定期的にクリーニング、検診を受けることをお勧めしております。健康な状態を維持しましょう。

Caries treatment / root canal treatment 虫歯治療・根管治療

できるだけ削らない

歯は一度削ってしまうと、二度と元の状態には戻りません。当院では患者様の健康な歯をできるだけ残すために、常に最善の治療方法をご提案します。

MI治療

MIとはMinimal Interventionの略で、「最小限の侵襲」という意味です。
歯科医療においては、「できる限り歯を削らない」という意味でよく用いられます。
歯は生体の中でも再生のできない組織の1つであり、一度歯を削ってしまうと元に戻す事はできません。そのため、基本的に虫歯の部分だけを除去し、不必要に歯を削らないように配慮したMI治療が大切になります。
当院では、虫歯治療を行う際にう蝕検知液という薬液を随時使用しております(う蝕検知液は、除去すべき虫歯の部分のみを染め出す特殊な液です)。
この特殊な液を使う事により、虫歯の取り残しを無くし、更には健康な部分の歯を削ることを防ぎます

無痛治療

無痛治療とは文字通り、〝痛みの無い治療〟を意味します。
歯医者の治療で注射の麻酔が必要になることがよくありますが、この注射が痛くて歯医者嫌いになる方も多いと思います。
当院では、少しでも患者様の負担を軽減したいと考え、痛みの少ない麻酔システムを導入しております。注射が怖い方や小さなお子様も安心して歯科治療を受けられます。

無痛治療の4つのポイント

  • 1.表面麻酔を使用

    当院の表面麻酔はゼリー状の塗るタイプのものを使用しております。ゼリー状のため、口腔内の滞在時間が長く、表面麻酔の効果を実感しやすくなります。この事により、注射の針を刺す際の‘チクッ’とする痛みが軽減されます。
    もちろん表面麻酔は無料で行っております。

  • 2.注射針

    一般的に使用されているものより細い針を使用しております。
    表面麻酔で針を刺す痛みを最大限抑えますが、針が細い方がより痛みを感じにくいため、当院では細い針を使用しています。

  • 3.注射速度はゆっくりと

    手動ではなく、電動で一定の速度で麻酔薬を注入する事で、注射の痛みは軽減されます。無痛治療用の電動注射器を用いて行います。

  • 4.時間を待つ

    麻酔の液が注入されてから浸透し、効果が出るまでには時間がかかります。そのため患者様1人1人の治療の時間をしっかり取らせていただき、麻酔の効果が表れてからの治療を行っております。
    歯科医院では15分、20分などの予約枠が多いですが、当院では最低30分の予約枠をお取りさせていただいております。
    しっかりお時間をかけ、もちろん丁寧に、精細に治療をさせていただきます。

患者様ごとに痛みに対する恐怖、不安などの抱き方はまちまちですので、ぜひご不明な点やご質問等ございましたらお気軽にご相談ください。
“歯医者=怖い・痛い”
そんなイメージを変えるため、今後も無痛治療に取り組んでいきます。

虫歯とは

虫歯とは、ミュータンス菌などの虫歯病原菌が口の中の糖を利用して「酸」を作り、その酸によって歯の表面が溶かされる病気です。 虫歯は自然治癒で元の歯の状態に戻ることはありません。
虫歯は、歯の表面が溶かされ、白くなることで始まります。この初期の段階の初期虫歯と言われる状態であれば、再石灰化を促し予防をする事で虫歯の進行を止めることは可能です。
しかし、一度エナメル質を通り抜けてしまうと、自然に治ることは決してありません。虫歯の進行速度を見極め、虫歯を止めるために治療が必要になります。

虫歯治療について

虫歯の段階(C1~C4)により治療法が異なります。

  • C1:エナメル質内の虫歯

    歯の表面のエナメル質が溶け始めた段階の虫歯です。 痛みがなく、ついつい放っておきがちです。 虫歯の部分だけを削除して、合成樹脂(レジン)を充填します。

  • C2:象牙質に達した虫歯

    虫歯がエナメル質の内側の象牙質に達したものです。象牙質はエナメル質により軟らかい組織なので、虫歯の進みかたが速くなります。 C1 と同様に合成樹脂(レジン)を充填するか、範囲が大きい場合は削ったあとに歯型を取り、金属やセラミックの詰め物(インレー)を作り、欠損部を修復します。

  • C3:歯髄(神経)に達した虫歯

    虫歯が象牙質の内側の歯髄に達したものです。この段階では、歯髄に細菌が進入し激しい痛みを伴うことがあります。 歯髄の炎症が重度な場合は、歯髄組織を除去したあとで、根管内を消毒し、シーリング材を用いて充填します。 また、歯髄が死んでしまった歯はもろくなりますので、クラウンなどの被せ物をします。症例によっては、特殊な抗生物質を用いて歯髄を保存する処置を行う場合もあります。

  • C4:歯質が失われた虫歯

    歯冠が溶けて無くなり、根の部分だけが残っている状態です。 C3の場合と同様に治療し被せ物をするか、やむを得ない場合は残った歯根部を抜歯します。 抜歯した部分は傷が治った後に、ブリッジ・部分入れ歯・インプラントなどの方法で補うことになります。

治療の目安

根管治療:カリソルブ

治療の内容 虫歯になってしまった部分に、薬剤を塗って虫歯を溶かす治療法。一般的な虫歯治療と違い健全な歯質を削ること無く、最大限今ある資質を残すことができる治療の方法
メリット 治療時の痛みが少なく麻酔を使わない治療が可能
虫歯になっている部分のみを取り除くことができるので神経を残せる可能性が高くなる
治療の際の音や振動などによる恐怖感がないので歯科恐怖症の方も静かな治療ができる
健康な歯を最大限残すことができる
リスク・副作用 適応はC1およびC2段階の虫歯
虫歯になっている部分に薬剤をゆっくりと作用させるので従来の虫歯治療より1回の治療時間が長くなる。
溶けた歯を除去していくため虫歯の入り口が小さくて中で広がっているときは、器具が届かないため虫歯の入り口を削って広げないといけない場合があり、歯を削らないとならいケースも稀にある。
治療期間の目安 2~4回
治療費総額の目安 1歯 ¥10,000(¥11,000)

根管治療:精密根管治療

治療の内容 根管は歯の神経や毛細血管が集まる小さい場所で、その入口は小さく内側も複雑になっており、汚れが無くならないと、治療後の再治療のリスクが高くなります。そこでマイクロスコープという歯科用顕微鏡を使い、肉眼では見えずらい根管を拡大することにより、しっかり目で病気の原因や破折を確認しながら治療を行います。
従来の治療法に比べると1回の治療にかかる時間が長くなりますが、より精密さを重視した根管治療が可能です。
メリット 保険内の診療と比較して治療の成果が良い
治療している歯の歯質の異常に気づくことが出来る
リスク・副作用 保険外の診療になる
一回にかかる診療時間が長くなることがある
治療期間の目安 1回~6回程度
治療費総額の目安 1歯 ¥100,000(¥110,000)

Periodontal disease treatment 歯周病治療

歯周病は、日本人が歯を失う最大の原因です。

近年の厚生労働省の調査によると「日本人の成人の約8割が歯周病に感染している」との報告もあり、歯周病はもはや、国民病のひとつといえます。
歯周病とは、歯周組織が歯垢に含まれている歯周病菌に感染し、歯茎が腫れたり、出血したりし、最終的には歯周組織が破壊されて歯が抜けてしまう病気です。
つまり、治療をせずに放置しておくと、最終的に歯を失ってしまうのです。
歯周病の怖い特徴として挙げられるのが、歯周病は感染していても症状を感じにくく、静かに進行していくという点です。特に初期段階では、これといった症状がほとんどありません。
そのため、自覚症状が現れたころには、歯の周りの組織が細菌によってかなり破壊されていて、手遅れになってしまうケースがほとんどです。
そうなる前に、早期発見・早期治療で、大切な歯を歯周病から守ってあげることが重要です。

こんな方は歯周病治療が必要です。

  • 歯ぐきから血が出る
  • 歯肉が腫れている
  • 口臭が気になる
  • 歯ぐきが後退し、歯が長くなったように見える
  • 歯と歯の間に隙間ができて、食べカスが入りやすくなった
  • 歯ぐきがやせて、歯がグラグラしている
  • 定期的な歯のクリーニングをしていない

当院では正確な診査診断を行った後、歯周病治療にあたっております。一口に歯周病といってもその症状や、症状を悪化させている原因は患者様によりまちまちです。 それぞれの患者様のお口の状態、ライフスタイルに合わせた歯周病治療をご提案します。

歯周病と口臭

家族や友人との楽しい会話や仕事場での会議などで、自分や他人の口臭が気になったことがある方は多いのではないでしょうか。
口臭は、現代社会における“スメル(=臭い)ハラスメント”と言われ、社会問題になりつつあります。
スメルハラスメントとは、体臭や口臭など臭いによって周囲に不快感を与えることを言います。
スメルハラスメントには体臭や口臭、香水、柔軟剤など多種類のものがありますが、口臭によるものが断トツ1番と言われています。
口臭を感じると83.9%の人が「迷惑」と思っているのに対して、それを誰にも言わない、言えないという人は72.5%もいるそうです。口臭は第三者にとって不快に感じられるもので、自分だけではなく第三者が不快に感じるかどうかが重要になります。
「自分は大丈夫!」と思っている方でも、自己判断は危険です。
嗅覚には、同じ臭いを長時間嗅いでいると、その臭いに慣れてしまう“順応反応”が起こります。これには臭いの受容器である嗅細胞が鈍くなる為に生じる現象です。
ですから、お口の臭いが非常に強い方であっても、持続的に自分の臭いを嗅いでいるため、本人は自分の口臭に気づかないことがあります。
口臭の90%以上は口の中の汚れや歯周病などのお口の病気が原因とされています。
口臭の原因となる臭い物質は、口の中にいる細菌が新陳代謝で剥がれた粘膜上皮、血液成分、細菌の死骸などのたんぱく質を分解して作られます。発生する臭いの強さは口の中の細菌の種類や量、歯、舌、入れ歯などの不潔度、唾液分泌量などによって異なります。
口臭があると人と人とのコミュニケーションに支障をきたし、周りの人に不快感を与え、嫌われてしまいます。また、口臭を指摘されるととても恥ずかしい思いをし、その後も自分に口臭があるのではないかと常に心理的に不安になり、だんだんと行動が消極的になってしまう方もいらっしゃいます。
そうならないためにも、早めに口臭予防をしていくことが大切です。
定期的に検診を行い、プロフェッショナルクリーニングで、自分では落とせない所もすみずみまできれいにし、お口の中を清潔にする事が大切です。
近年、社会的に清潔志向への関心が高まり、口臭を主訴とする患者様が増加しております。 口臭の有無を自分で客観的に判断するのは難しいため、自分のお口の臭いに不安を抱く方も沢山いらっしゃいます。
口臭について不安がある方は、自己流で判断せず、是非私達にご相談ください。的確な診断とアドバイスを致します。 息爽やかに、気持ちも爽やかな生活を目指しましょう!

Preventive dentistry 予防歯科

「歯医者は痛くなってから行くもの」と思っていませんか?

歯が悪くなってから来院していただいた場合、私たちは治療をするしか方法がありません。
「歯医者に行くんだから治療するのは当たり前だよ」 おっしゃる通りです。
しかし、歯は一度削ったら元には戻りません。
当院では出来るだけ歯を削らないことを目標にしております。そのため、虫歯や歯周病など、お口の中のトラブルを未然に防ぐ『予防歯科』に力を入れています。
予防歯科とは、虫歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防治療のことです。
予防歯科というと、日本ではまだなじみが薄いですが、欧米では歯が悪くなる前に歯医者に行くのがごく一般的です。
歯が痛い、歯茎が腫れたといった歯のトラブルが起きてから歯医者に行くのでは無く、歯が痛くならない様に、歯茎が腫れたりしない様にして行く事が大切です。
そのために歯医者で定期健診を受ける事を習慣化し、日頃から歯とお口の健康づくりを実践していくことが必要です。
つまり、予防歯科を行うに当たり、定期検診がとても重要です。
定期検診は歯の健康維持・病気の早期発見を実現する大事なプログラムです。からだの健康診断を受けるのと同じように、予防歯科で定期的にチェックを受けて虫歯や歯周病を予防することで、大切な歯がいつまでも健康に維持されるのです。
また、予防歯科を行うことで、治療の痛み・費用の軽減にも繋がります。
万が一、虫歯や歯周病になってしまっても、定期的なメインテナンスでチェックを受けていれば、痛みや症状がひどくなる前に発見・治療することができます。そのため治療期間も短く済み、費用も抑えられますので、さまざまな面で患者様の負担を軽くすることができます。

予防歯科はこんな方にオススメです!!

  • ・一生、健康な歯で過ごしたい方
  • ・お口をリフレッシュしたい方
  • ・大切なお子様に虫歯をつくらせたくない方
  • ・忙しく歯科治療に何度も来られない方
  • ・治療費にお金をかけたくない方

予防歯科の利点

  • ・歯の表面がツルツルし、お口の中が爽快になる
  • ・磨き残しのチェックにより、自分の歯磨きの欠点がわかる
  • ・正しい歯磨き(自分に合った歯磨き)の仕方が身に付く
  • ・詰め物をしたり、歯を抜いたりするリスクが減る
  • ・虫歯治療の必要がなくなり、痛い思いをしなくて済む
  • ・総合的に歯の治療費を節約できる
  • ・歯を失うことなく、自分の歯で美味しく食事ができる
  • ・歯を失うことなく、身体全体の健康維持に繋がる

毎日歯を磨いていても、虫歯にはなってしまいます。 自分ではきちんとケアをしているつもりでも、磨き残しができてしまうものです。
『自分は大丈夫!』という例外はありません。また、予防に年齢制限もありません。
どんな病気でも、大切なのは「治療」より「予防」です。それはもちろん、虫歯や歯周病でも同じことです。
一生、健康な歯とお口でいるために、是非「予防歯科」を始めましょう!
当院では患者様のお口の状態により、1か月から半年での定期健診をご案内しております。 特に、歯磨きが苦手な方や歯周病の進行している方は定期健診の間隔を短くすることをお勧めしております。

定期検診の目安

1歳から16歳未満のお子さん 毎月から3ヵ月に1度。(歯並び、歯の萌出異常の確認もします)
20~30歳前後の方 3か月~6か月の定期健診
30~50歳前後の方 3か月~4か月の定期健診
50歳以上の方 1か月~3か月の定期健診

実際は個人差があるため、自分の状態に合わせた定期健診の間隔設定が必要です。
また、総入れ歯の方も、定期的に入れ歯やお口の中の状態を確認することが重要です。
何かご不明な点やご質問等ございましたら、お気軽にお尋ねください。

PMTC

PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略で、訳すと「専門家による機械を使った歯の清掃」という意味になります。
「PMTC」は毎日の自分で行なう歯磨きで落ちない歯の汚れを歯科医院で専用機器を用いてきれいにクリーニングすることです。
歯磨きさえしっかり行えば虫歯や歯周病は予防できる、といった間違った考えをお持ちの方が意外と多いのですが、毎日歯磨きをしっかりしていても、それだけでは虫歯・歯周病は予防できません。
もちろん、毎日の歯磨きはとても大切な習慣ですが、それだけでは虫歯や歯周病を完全には予防ができないのが現実です。
その理由は、バイオフィルムとよばれる、歯磨きだけではなかなか除去できない強力な汚れにあります。
ですから、お口に着いたバイオフィルムは特殊な機械や器具を使用して除去してあげなければなりません。 バイオフィルムはどんなに丁寧に時間をかけて歯ブラシで磨いても除去する事は難しいため、定期的にバイオフィルムを剥がしに歯科治療に来て頂く必要があります。
ですから、定期的なバイオフィルムの除去が虫歯や歯周病予防には必要なのです。
このバイオフィルムが形成される期間には個人差がございますが、平均3か月くらいと言われています。
お口の環境によってサイクルが異なりますので、ご自身に合った間隔で定期的にPMTCを行うことをお勧めしております。
下記の項目に該当される方はバイオフィルムの形成サイクルが短い方です。短めの間隔でPMTCをお受けする事をお勧めします。

短めの間隔でPMTCを行った方がよい方

  • ブラッシングが上手くできない人
  • 歯並びが悪く角度的に歯ブラシがうまく当たらない人
  • 歯周ポケットが深い人
  • 矯正治療中の人
  • 修復物の多い人

PMTCの効果

虫歯の予防 バイオフィルムを除去し再付着を防ぐので虫歯予防効果があります。
そのため歯のエナメル質表面へのカルシウム補給を促し、再石炭化を促進します。
歯周病・歯肉炎の改善 歯周ポケット1~3mmのバイオフィルムを除去するので歯肉の状態を改善し予防にも繋がります。
3mm以上深いポケットの場合は他の方法でバイオフィルムを除去します。
歯質の強化 洗浄後にフッ素物入りのペーストやカルシウム補給剤を塗布することにより、歯の再石炭化をさらに促進します。
自然な美しさの回復 歯に付いたヤニや色素も取り除けるので、あなたの持つ本来の光沢ある歯面になります(※歯を薬品で白くするホワイトニングとは異なります)。
PMTCで歯面をツルツルにしますので、暫くの間は汚れが付きにくくなり健康な状態を維持する事ができます。

フッ素塗布

最近になりようやく『フッ素』という言葉が定着して来ました。フッ素は虫歯予防に効果的とされ、小さいお子様から大人まで、歯が有る限り予防の必須アイテムとして活用されています。 フッ素を定期的に歯の表面に塗布する事で、虫歯になりにくい歯を育てていきます。 十分な効果を得るためには、年に3~4回のフッ素塗布を行うことが理想です。また、歯科医院で使用している高濃度のフッ素に加え、フッ素入りの歯磨き粉などをお使い頂くこともお勧めしております。

フッ素の3つの効果

  • 【1】歯質の強化する
    歯のエナメル質を硬くすることで、虫歯の原因菌が作り出す酸に強い歯を作っていきます

  • 【2】再石灰化作用を助ける
    酸により、虫歯になりかけた部分を元に戻し、唾液の再石灰化作用を助けます。

  • 【3】虫歯原因菌の活動を抑える
    虫歯の原因菌の活動を抑えて、歯を溶かす酸が作り出される量を抑制することができます。

自分の虫歯に対するリスクを知ることで、自分にあった予防を行なっていくことができます。

家庭でできる予防

毎日のブラッシングをしっかりと行えば、虫歯や歯周病の発生率を下げることができます。 ただし、歯ブラシだけでは歯間の汚れを取ることが難しいので、歯間ブラシやデンタルフロスを使ってしっかりと汚れを除去することが理想です。
ご希望があれば、正しいブラッシング方法の指導も行っております。
お子様には乳歯から大人の歯に渡った将来を見越した予防方法
大人の方には、現状維持、再治療の回避、治療歯は治療後の状態を維持する予防方法
当院では個々のお口の中の状況、全身状態を考慮した患者様に応じたメンテナンス方法をご提案いたします。

Pediatric prevention 小児予防

大人だって歯医者に行くのはいやなもの。
ましてや子供ならなおさらです。子供の頃に歯医者さんは怖くて痛いところという意識を持つと、大人になってからも引きずる方が多いものです。
歯医者さん嫌いの子にならないよう、当院では保育士が在籍しており、キッズルームも完備しております。
お子様に治療前などの待ち時間を楽しく過ごして頂けるよう配慮しておりますので、子育てママさんもご安心してお越し下さい。
また、上手に治療出来た子にはガチャガチャのコインをご褒美にお渡ししています。 何が出てくるかはお楽しみです!
歯医者に喜んで来てくれるよう、お子様にも好かれる歯医者さんを目指しています。

小児歯科

小児歯科では、赤ちゃんが生まれてから永久歯が生え揃うまでの、お口の中の治療や予防を行っております。

小児歯科は健康なお口の状態を生涯続けるための第一歩

小児歯科とは、ただお子様の虫歯を治すだけではなく、虫歯予防に努め、最終的にはきれいな永久歯を正しい位置に生やし、健康なお口の状態に育てることを目標にしています。虫歯や外傷の治療に加え、歯磨き指導・食事指導やフッ素塗布も行っています。
乳歯の虫歯でも「そのうち永久歯に生え変わるから」と治療しないでいると、永久歯に悪い影響を及ぼすことがありますので、放置せずに治療を受けるようにしてください。
乳歯の時期は、おやつや甘い飲み物の与え方、歯磨きの方法などに問題があると非常に虫歯になりやすいので、お母様お父様にも虫歯予防に関心を持って頂きたいと考えております。
また、問題の早期発見のため、幼稚園や学校での集団検診だけでなく、半年に1度は歯科医院で検診を受けて頂くことを強くお勧めします。

一生歯を失わないように幼いころから歯医者に通う

当院では嫌がるお子様を押さえつけるような無理な治療は、お子様の心に歯科恐怖症という深刻な心的トラウマを残す可能性があるため例外的な場合を除いて行っておりません。しかし、痛みが出ている際や外傷によりどうしても治療をしなければならないケースもあります。
その為、いざという時にスムーズに治療が受けられるよう、小さい頃より歯医者に来て慣れておくことが必要です。
初めて歯医者に来て虫歯の治療をするよりも、虫歯にならない様に楽しく歯磨きをする事で、『歯医者』の嫌なイメージをなくし、いざ治療が必要になった際もしっかり治療ができる様になります。
虫歯になりやすいのは圧倒的に子供の頃ですが、中学生くらいまでに永久歯の虫歯を作らなければ、一生歯を失わない可能性が格段に上がると言われています。その為、子供の頃の予防がきわめて重要であることがわかります。
むし歯のない永久歯は親から子への最高のプレゼントです。 是非、大切なお子様に、今しか出来ない最高のプレゼントをあげて下さい。
将来を見据え、私達がお子様の大切な歯を全力でお守りいたします

虫歯の予防処置

当院では以下の予防処置も行っております。

フッ素の塗布 乳歯は永久歯と違い歯も溶けやすく虫歯の進行も早い為、フッ素塗布で歯を強化し、虫歯予防をしていく事が重要になります。 フッ素には歯の質を強くしたり、虫歯菌の働きを抑える効果があります。 歯科医院で使用しているフッ素は高濃度であり、また、塗布する際はしっかりと歯に浸透する様、歯をキレイにしてから塗布していきます。
一般に市販されている低濃度のフッ素を自宅で併用されると更に効果的です。フッ素を定期的に歯の表面に塗布する事で、虫歯になりにくい歯を育てていきます。

シーラント処置 シーラントとは、生えたての乳歯や永久歯にある複雑で深い溝をプラスチックやセメントで埋めることで、事前に虫歯を予防する方法です。
生えたての乳歯や永久歯は歯の表面が弱く、歯の溝も深いために虫歯になる確率が最も高い時期です。特に永久歯を早期に虫歯にしてしまい歯を削ってしまうと、一生涯やり変え続けなくてはならない、負のスパイラルに陥ってしまいます。
そうならないために、歯の複雑で細かい溝や、奥歯の歯みがきをしても汚れを完全に取り除くのが困難な場所に、虫歯菌が入り込まないように、溝の部分をプラスチックで塞いで虫歯予防をします。シーラントをする際は歯を削たりすることはありませんのでご安心ください。

シーラントを受ける適切な時期

乳歯や永久歯が生えてから3~4年までの間に、奥歯の溝が深い、または、複雑な形をしているお子様が受けると効果的です。
特に第一大臼歯(6歳くらいに生えてくる大人の歯=6歳臼歯ともいいます)の予防は大切です。
第一大臼歯は人間の歯の中で最も大きい歯であり、私達が生きていく上で非常に重要な歯になります。
しかし虫歯になりやすくケアが散漫になりがちになるのもこの第一大臼歯です。 当院ではこのキーとなる歯を虫歯にさせない様、予防歯科を徹底しております。 シーラントの適応や行う時期等について、ご質問などございましたらお気軽にお聞きください。

Orthodontics 矯正歯科

歯の矯正治療は審美的にだけでなく、予防の観点からも重要

矯正治療により歯をキレイに並べることで、『よりキレイになりたい、健康でありたい』という方のお手伝いをいたします。
矯正の目的は、歯並びを整えて見た目や咬み合わせを良くすることだけにとどまりません。乱れた歯列を整えることで歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病にかかるリスクも抑えることができるのです。
お口の健康を将来にわたり保つには、歯並びや咬み合せがとても大切になります。
歯並びが悪いと歯垢が溜まりやすくなり、虫歯や歯周病になりやすくなります。また、噛み合わせの不良により歯や顎の関節に負担がかかり、歯や周囲組織の破壊、顎関節症などを引き起こすこともあります。
良く噛めることは、消化や脳への刺激なども含め全身の健康にも欠かせません。矯正治療は、健康な口腔内環境を手に入れるための第一歩です。

矯正した後に心理的な変化ももたらすことも

更に、以前は歯並びを気にして、大きく笑ったりすることもできず内向的になっていた方が、矯正治療で歯並びや口元がきれいになり、とても明るく前向きな性格になることも数多く見られます。
矯正治療を行うことで、歯や全身の健康だけでなく、すばらしい笑顔も得られます。このように、矯正治療は心理的な変化ももたらしてくれます。
歯並びが悪くてきれいに治したいと思っている方は多いはずです。しかし、
「やってみたいけれど時間や費用、矯正中の見た目が心配……」
という方が多いのではないでしょうか。
矯正治療は年齢に関わらず可能な治療です。是非、少しでもお悩みがありましたら私達にご相談ください。 当院では、患者様一人ひとりにあった治療法をご提案しております。 歯を守るための治療と共に、元気で素敵な笑顔を目指しております!

小児矯正

現代の子供のあごは以前に比べ小さい傾向があり、それにより歯が並びきらないケースが増えています。矯正治療では、歯並び・あごの形・生活習慣などを改善することで、きれいな口元と、正しいかみ合わせを実現していきます。特に小児矯正は、あごが成長途中であることを活かして、歯の並ぶ土台とあごを整えていきます。

異常サイン

・指しゃぶり
・歯ぎしりをする
・口での呼吸が多い
・お顔の左右のバランスがよくない
・出っ歯
・受け口
・発音、滑舌がよくない
・乳歯と乳歯の間に隙間がなく、ぴったり並んでいる
・食事中、片方のあごで噛んでいる、時間がかかる

当院では、一人ひとりのお子様に合わせて、最も効果的な矯正開始時期をアドバイスしております。
骨格の不調和を放っておくと、後々不調和が更にひどくなってしまいます。 少しでも心配なことがございましたら、なるべく早めにご相談下さい。

Whitening ホワイトニング

ホワイトニングとは、歯みがきや歯のクリーニングなどでは落としきれない歯の着色をきれいにし、歯を白くするものです。 歯を削ることなく、歯の中にある色素を化学的に分解し、歯の明度(明るさ)を上げて白くしていく方法です。その為、自然な白さを手にする事ができます。

ホームホワイトニング

患者様専用のマウスピースを製作し、患者様自身がマウスピースの中にホワイトニングジェルを入れて、家で毎日一定時間装着して漂白する方法です。

オフィスホワイトニング

歯科医院にて漂白を行う方法です。歯の表面に高濃度の薬液を塗布し、光を照射することにより、歯の着色成分を変化させることで黄ばみを改善する方法です。

Aesthetic dentistry 審美歯科

通常の歯科治療よりも、より見た目の改善を重視される患者さまにお勧めするのが審美歯科治療です。

来院される患者さまのご希望

当院ではこんなご希望の患者さまが来院されています。
・何年か前に詰めた銀歯を白くしたい
・歯と歯ぐきの間の黒い部分をキレイにしたい
・前歯の形や色、向きが気になる
・全体的に歯を白くしたい
・1本だけ色の違う歯が気になる

被せ物の材質の比較

見た目の改善を重視する審美歯科では、「セラミック」による詰め物、被せ物が主流となっています。
保険適用の材質よりも天然の歯に近い色を出すことが可能です。
セラミックの被せ物には、大きく2つのタイプがあります。

項目 メタルボンド ジルコニアオールセラミックス
イメージ
材料 専用金属にセラミックを焼き付けたもの すべてセラミック
材料 専用金属にセラミックを焼き付けたもの すべてセラミック
白さが天然歯に近い 白さ・透明感が天然歯に近い
強度 強度にすぐれている 金属と同レベルの強度
耐久性 磨耗しにくく耐久性に優れている 磨耗しにくく耐久性に優れている
その他 金属の裏打ちのためオールセラミック
に比べると透明感がでにくい
生体親和性が高く歯肉との調和に優れ
ている。金属アレルギーのリスクが無い

治療の目安

セラミッククラウン・メタルボンドクラウン・ラミネートべニア・セラミックスインレー

治療の内容 虫歯治療後もしくは見た目の問題で歯を白くしたい場合など、歯の一部または大部分を失った場所に対してセラミック素材の詰め物・被せ物を接着して見た目・咬み合わせの回復をはかる治療方法。
メリット 二次虫歯の予防になる
見た目を自然に白く仕上げられる
金属アレルギーのある方、または心配な方でも安心して使用できる(メタルボンドは除く)
歯茎との境目が黒ずんで気になる方(メタルボンドは除く)
リスク・副作用 健康保険対象外です。
ごく稀に欠けたり壊れる可能性がある
咬み合わせ・歯ぎしりの強い方は、破損防止のためにマウスピースをおすすめすることがある
治療期間の目安 (コア築造後)2~3回
治療費総額の目安 セラミッククラウン¥70,000~130,000(¥77,000~143,000)
メタルボンドクラウン¥90,000(¥99,000)
ラミネートべニア¥130,000(¥143,000)
セラミックスインレー¥40,000(¥44,000)

ゴールドクラウン・ゴールドインレー

治療の内容 保険診療に使用する金属とは異なり、錆びにくく金属の溶け出しもほとんどありません。強度が高いので、噛む力の強い方、歯ぎしりの癖がある方、強い力のかかる奥歯にも使用できる。適合が良いので治療後も二次虫歯になりにくい。
メリット 金属アレルギーが起こりにくい
歯との密着度が高く、削った部分の虫歯の再発リスクが低い
薄くても丈夫なため削る部分を少なくすることが出来る
リスク・副作用 歯の色をしていないので審美性にはやや劣る
保険適用ではない
金はアレルギーが出にくいとは言われていますが反応が出る方もいる
治療期間の目安 2~3回
治療費総額の目安 クラウンタイプ¥80,000(¥88,000)
インレータイプ¥40,000(¥44,000)

ファイバーコア

治療の内容 細いグラスファイバー繊維を縒って固めたもので製作する、歯の土台。
柔軟性があり、保険の金属の物と比べ歯にかかる負荷が少ない。
メリット 強い力が歯に加わったときに、歯の根の部分にかかる力を分散し、歯にヒビが入ったりするリスクが少なくなり、歯の寿命を伸ばしてくれる
リスク・副作用 歯にヒビが入るの防ごうとする際に、ファイバーコアが身代わりになってくれるため破損することがある
治療期間の目安 (根管充填後)2回
治療費総額の目安 ¥15,000(¥16,500)

Dentures 入れ歯

一生自分の歯がしっかり残って入ればいいのですが、虫歯や歯周病、あるいは外傷によりやむを得ず歯を失ってしまった場合、その部分をどうにかして補ってあげる必要があります。
その一つの選択肢として入れ歯を入れてあげることです。 入れ歯は食事を摂るために必要なだけでなく、食べること以外に、様々な面で多くの役割を担っていることをご存知でしょうか?

入れ歯の役割

  • ・残っている歯の負担の軽減
  • ・歯並び、噛み合わせが悪くなっていくのを防ぐ
  • ・嚥下時の圧力を高める=誤嚥性肺炎の抑制
  • ・噛むことにより脳への刺激=アルツハイマー、認知症の予防
  • ・発音機能、言葉がはっきり言える
  • ・顔貌を整える
  • ・直立した姿勢が安定し、歩行の安定に繋がる
  • ・噛むことで唾液が分泌され消化を助ける

このように入れ歯は食べることを助けるだけでなく、身体全体の健康に寄与し、言葉もはっきりし、体の平衡感覚が保たれ歩行の安定にも繋がり、周りとのコミュニケーションが広がり若返りさえ手にする事ができます。
つまりその人が、身体的にも精神的にも社会的にもその人らしくあるために、入れ歯はとても必要なものなのです。

あなたにピッタリの入れ歯を

『入れ歯』と言うと『噛めない・はずれる・食事がおいしくない』の三拍子とよく言われます。
合わない入れ歯を使用していると、痛みや不快感を憶えるだけで無く、その刺激によりあごの骨の吸収が始まります。あごの骨が減ってしまうと、余計に入れ歯が合わなくなり、さらに急速に骨が減っていくという悪循環に陥ってしまいます。
入れ歯は一つ一つ患者様のお口に合わせたオーダーメイドで作られます。
それぞれの顔の形が違うように、お口についても、あごの形や大きさ、筋肉の付き方や動き、舌の大きさや動きなどは、すべて異なります。
自分にあったピッタリとした入れ歯を作るためには、しっかりとお口の中を計測する事が大切です。自分に合った入れ歯を入れる事で、何でも美味しく食事をし、健康的で明るい毎日を過ごして頂きたいと思っております。
当院では、様々な入れ歯を取り扱っておりますので、患者様にピッタリの入れ歯をご用意することができます。
また、入れ歯の完成後も歯肉や骨など、お口の中の状態は変化していきますので、それに合わせた調整、メンテナンスもしっかりサポートいたします。
何か分からないことや不安なことがありましたら、お気軽にご質問ください。 納得のいく方法で治療してまいります。どうぞお気軽にご相談下さい。

当院で扱っている入れ歯

  • 一般的な入れ歯(プラスチック床)

    保険では使用できる材料やデザインに制限があります。基本的にはすべてプラスチックのため分厚くなり、安定せずに違和感を感じやすくなります。また、熱の伝わりが悪く味覚に影響が出てきます。 メリットとしては料金が安く、修理がしやすいといった点が挙げられます。

  • 精密な入れ歯(金属床)

    金属は強度があるため、入れ歯を薄くすることができます(プラスチック製の約1/4以下)。薄いため違和感も少なく、自然に近い発声が可能になります。金属ですので食事の温度もよく伝わり、味覚を損ないません。できる限り筋肉の動きや粘膜の形を採るため、ピッタリ合った入れ歯になります。

  • 痛みがない入れ歯(ソフトデンチャー)

    入れ歯の内側を柔らかい素材(シリコン樹脂)で作った新しいタイプの入れ歯です。柔らかいため、お口の中で吸い付くように安定し、しっかり噛むことができます。 ・とにかく痛くない入れ歯にしたい、という方 ・顎の骨が減ってインプラントが出来ない、という方 ・何度作り直しても入れ歯が外れやすい、という方 にお勧めです。

  • ほぼ違和感が無い入れ歯(インプラント+磁石式)

    インプラントと磁石で入れ歯を固定する治療法です。 入れ歯で違和感を感じる箇所の大部分を除去できるため、違和感がかなり少なくなります。粘膜が露出するので、食事の温度を感じ取ることができるため、味覚を損なうこともありません。

  • 違和感が無い入れ歯(インプラント固定歯列)

    インプラントを利用した、総入れ歯に代わる画期的な治療法です。 最大の特長は「すぐに噛める」ことです。最小本数のインプラントを使って歯列を固定するため、ご自分の歯のように歯列が並び、違和感の大きな床部分のおおいは「完全」に無くなります。ご自分の歯のように、よく噛めます。

  • バネが無い入れ歯(ノンクラスプデンチャー)

    軽くて柔らかく、弾力性に富む素材を用いたフィット性の高い入れ歯です。 パッと見ただけでは入れ歯を装着しているかどうかわからないため審美的にも非常に有効です。但し、素材の寿命が短く、通常3年ほどで新しいものを作り直す必要があります。 またすべての部分入れ歯にできるわけではなく、その症例はある程度限られています。

  • 磁石の入れ歯(磁性アタッチメント)

    残った歯を守りつつ違和感が無い、理想的な入れ歯です。 残っている歯と入れ歯に磁石を埋め込み、磁石の力によって入れ歯を維持します。 金属のバネ(金具)で入れ歯を維持していると、支えている歯に負担がかかり、じきに総入れ歯になってしまいます。磁石の入れ歯ならば、残っている歯の負担も軽く、強度の維持ができるため非常に有効です。

  • しっかり噛める入れ歯(カムデンチャー)

    奥歯2本を失うケースでは、通常ですとこのように大きな入れ歯が必要です。このサイズになると、かなり大きな違和感があるだけでなく、残った歯へ引っ掛けるため、負担も相当大きくなります。 カムデンチャーは、従来のバネ式ではなく特別なカム構造によって入れ歯を固定させるため、コンパクトでいながら、すばらしい安定性を実現します。 通常の入れ歯のバネ(金具)と違い、なるべく歯に負担が掛からないように設計されているため、歯が長持ちします。

Implant インプラント

インプラント治療とは、歯が失われてしまった部分に人工の歯を埋入する治療のことです。人工の歯根を顎の骨の中に埋め込み、その上に人工の歯を固定します。 入れ歯やブリッジと異なり隣の歯を削って負担をかけることもありませんし、自分の歯と同じような感覚で強い力で違和感なく噛むことができるようになります。 また、下顎の総入れ歯が不安定で動いてしまう方や、上顎の総入れ歯で口蓋が無いものを使用される場合などには、インプラントによって入れ歯を固定する方法も有効です。

安心の10年保証

インプラントの患者さまには定期的に当院よりハガキにて時期をお知らせし、年間最低2回の検診を受けていただきます。
検診にいらしているにもかかわらず、インプラントにトラブルが発生した場合、インプラント使用期間に応じて再度インプラントのやり直しや別の治療(ブリッジ、義歯)をいたします。
また、ごくごくまれにインプラントが骨と結合しない場合があります。
その時は、もう一度オペをするか、全額お返しするか、患者様に選んでいただいでおります。 10年保証と、全額返金は当院の自信の表れと思ってください。

インプラント治療の流れ

1.事前検査 インプラント治療を始める前には、慎重な事前検査が必要になります。
レントゲン撮影・CTスキャン・口腔内模型検査などによる十分な検査を行い、綿密な治療計画を立てます。患者様の同意を得てから手術の日程を決めます。
2.インプラント埋入 お口の中が清潔で炎症のない状態であることが確認したうえで、治療を開始します。
局部麻酔を行ったあと、顎の骨にインプラントを埋め込みます。このインプラントが新しい歯の土台となります。手術後は、インプラントと骨が結合するまで待ちます。様々な条件によって期間が異なりますが、2ヶ月~半年が目安となります。
3.アバットメントを連結 インプラントが顎の骨と結合したら、インプラントの上にアバットメントを連結して人工の歯(上部構造)を装着する準備をします。
4.インプラントのヘッドに
人工の歯(上部構造)を装着
インプラントのヘッドに人工の歯(上部構造)を装着します。これでインプラントを装着する治療が終わります。
5.メンテナンス(検診) インプラントを装着した後、インプラントを長持ちさせるため、メンテナンス(検診)に定期的に通っていただく必要があります。インプラントのネジの締まり具合を点検したり、噛み合わせの調整も必要になります。

治療の目安

インプラント

治療の内容 人工の歯根を手術によって、顎の中に埋め込み、その上に、被せ物を作る治療方法
メリット 埋入するインプラントが少なく、通常の術式に比べて治療期間が短く済みます。
1度の手術で多くの歯が入る
歯並びの改善・歯茎の回復も可能
費用を抑えられる
体の負担を軽減できる
リスク・副作用 保険が適用にならない
手術が必要になる
骨吸収が進んでいる場合は 骨造成が必要
治療期間の目安 半年~1年程度
治療回数の目安 8回から12回程度
治療費総額の目安 1本¥400,000(¥440,000)

All-on-4

治療の内容 オールオン4(All-on-4)治療は、4本のインプラント(上顎と下顎の場合は最少8本)で片顎全体の人工歯を支えます。 オールオン4(All-on-4)治療は、歯がない・歯がほとんどない方、全体的にひどい歯周病でお悩みの方、入れ歯でお悩みの方、ものを噛むのに苦労されている方、ご多忙で歯を治療する時間のない方、年齢を重ねても人生を楽しみたい方に是非体験していただきたい治療方法です。
メリット 埋入するインプラントが少なく、通常の術式に比べて治療期間が短く済みます。
1度の手術で多くの歯が入る
歯並びの改善・歯茎の回復も可能
費用を抑えられる
体の負担を軽減できる
リスク・副作用 手術が必要になる
保険が適用にならない
歯が残っている場合には適用にならない
骨吸収が進んでいる場合は 骨造成が必要
治療期間の目安 半年~1年程度
治療回数の目安 8回から12回程度
治療費総額の目安 片顎¥2,500,000(¥2,750,000)

Intravenous treatment 点滴治療

高濃度ビタミンC点滴

口腔内で期待できる効果

  • 免疫力の強化
  • 歯肉の再生促進
  • 歯周炎・歯周病の予防・改善
  • 歯周組織の強化
  • 抜歯やインプラントなど外科処置後の治癒促進
  • インプラント周囲炎の改善

歯を支える歯周組織はコラーゲンが豊富で、そのコラーゲン合成にはビタミンCが必要不可欠で、ビタミンCは歯周病治療において非常に重要な栄養素といえます。
また、歯石除去の歯周病治療により歯茎から出血することがあり、その際に炎症によって産生された炎症物質が血液中に流れ込み、糖尿病や心筋梗塞などの全身疾患につながる要因になることが分かってきているため、ビタミンCはこのような炎症過程にも効果が期待できます。
本来美白などに用いられることが多い高濃度ビタミンC点滴ですが抗酸化作用があり、歯科治療においても歯周病治療やインプラント手術時、口腔をはじめ、様々な症状のある患者さまの治療に効果が期待されています。 また、ビタミンCが不足すると、歯科では歯肉炎や貧血、全身倦怠感、食欲減退、免疫力低下、肌のしみ・しわ・くすみなど様々な症状が報告されています。高濃度ビタミンCは点滴で数回に分けて直接体内に投与することで、これらの症状の緩和が期待できます。 当院では高濃度ビタミンCの他、ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12も行っています。

マイヤーズカクテル点滴

口腔内で期待できる効果

  • 外科治療後の体力・抵抗力の回復
  • 難治性口内炎、口腔粘膜の慢性炎症の改善
  • しびれや麻痺などの手術後の知覚異常の改善

マイヤーズカクテル点滴は一般的に歯疲労回復に使用されますが、歯科治療では歯周病予防にも用いられています。
当院ではビタミンC、ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12、マグネシウム、カルシウムの処方で行っています。

グルタチオン点滴

口腔内で期待できる効果

  • 重金属(水銀、鉛)のデトックス
  • 口腔粘膜の色素沈着の改善
  • 放射線による口腔粘膜炎症の改善

グルタチオン点滴は重金属を身体から排出するキレーション効果があり、金属アレルギーの方の歯科治療に有効です。

ボトックス治療

ボトックスには弛緩作用や筋肉の動きを抑制する働きがあるため、口腔内の状態を健全に保つための一つの手段になり得る治療法です。
当院では歯ぎしりや食いしばりの緩和、顎関節症の緩和、ガミースマイルの改善、歯ぎしりが原因で進行する歯周病の治療、口元の梅干しシワの改善など様々な口元の悩みの解決に用いています。

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